「一物全体」について思うこと 〜その1〜
- AKI YAMAGISHI
- 2021年5月3日
- 読了時間: 2分
☯️マクロビオティックの基礎講座(初級)☯️3回目でした。
玄米クリームを一から作ったり、一物全体のお話をしたり、土鍋で玄米を炊いて、一汁一菜のごはんをよく噛んで食べたりする講座です^ - ^
お料理のことなどは、インスタや cosmos kitchenのFacebookに書いたので、こちらでは違うことを書きます。
「一物全体」ってマクロビオティックを学ぶ時に、身土不二や陰陽とともに、まず出てくる言葉です。その名の通り、一部ではなく丸ごと頂きましょう!という考えです。
人参などの野菜なら皮ごと、さらに葉っぱの部分も食べるとほぼ全体ですね。
白米より玄米。その方が栄養もあるし美味しいしゴミも少ない。
それはもちろんなんですけれど、それだけじゃない丸ごと粒ごとの命のパワーがあるのです。米粉より粒のままの米をよく噛んで食べる。これは体験しないとなかなかわからないのですが、身体に効く、というかいろんな場面での回復力も違う!と感じます。
そして、この考えでいくと、大型の動物や魚、たとえば牛やマグロなんかは、どう考えても一物全体は無理ですね。一部の美味しいところだけを食べることになる。
小さい小魚なら丸ごと、サンマ位の大きさまでなら何とか一物全体食になります。鮭も大きいのでいっぺんに一人で一匹は無理ですが、皮ごと、頭なども北海道では昔から三平汁などで食べてました。骨もパリパリに焼いたりして…。
もしも食べるのなら、普通の人が手に負えるこの位の大きさまでがいいのでは?というのが一物全体の考え方です。命を頂くのなら、なるべく捨てることなく、丸ごと頂くことが大切。
さらに一歩進んで思うことがたくさんあるのですが、長くなるので続きはまた次回にします😉
写真は、先日の講座のもの。素食ですが満足感あり!の献立てでした。
次回は6/5(土) 陰陽について、が始まります。玄米おかゆパンも作りますよ✌

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